OUTDOOR
WITH
EDOX
ファッショニスタOUTDOORエドックス
アーバンダイバーズと醸し出す上質な時間

火を囲むことで
より親密になれる

自然に立ち返り本当の意味での心地よい時間を探る本企画。最初のゲストとしてお迎えしたのは、ビームスの若き羅針盤として知られる土井地博さん。今やセレクトショップの枠を超え、各種企業とコラボレーションを積極的に行っているビームス。なかでも経営企画室 グローバルアライアンス部の部長として八面六臂の活躍を続けている土井地さん。そんな若きリーダーも週末などはアウトドアに赴き、焚き火を囲むことが増えていると言います。

「焚き火って、人間が行うイベントのなかでもかなり、原初的なものだと思うんです。もちろん、火は煮炊きに必要という実用的な意味合いも確かにあります。しかし、その火を囲んで共に語らうという行為は、人間ならではのもの。非常に意味深いように感じます。昨今はコロナ禍という現実もあり、さまざまに行動が制限されています。」

「であれば、いっそ色々な意味でディスタンスが取りやすい屋外やアウトドアに出てしまおうという考えは、ある意味必然的と言えるでしょう。僕に関しては、それ以前からキャンプなどに出掛けていましたが、昨今、飲食事情に制限が多いこともあって、よりアウトドアでの集まりが意味を増しているように感じます」

複数の人を集めて行うキャンプ・スタイルが自分には似合っていると語る土井地さん。なかでもリラックスできる時間が、焚き火を囲んで話したりお酒を楽しんだりするときだと言います。
「お酒を前にすると通常のミーティングなどよりフランクに話せますよね。だから都会生活でも夜な夜な飲みに行ってしまうわけです(笑)。ただアウトドア等で焚き火を囲んでの席の場合、さらに親密に語り合えるように思っています。」

「終電やお店の事情・環境、それに仕事などがもたらすさまざまな雑念にとらわれず、大自然のなかシンプルにひとつの火をじっと見入っていると、何か仲間意識が高まるのでしょうか。より会話がナチュラルに進むように感じます。すでに知られた事だとは思いますが、焔の揺らぎには不思議なヒーリング効果があります。それとお酒と気心の知れた友人たちと。この条件で楽しくならないワケがありません(笑)」

寛ぎつつも都会的な
洒落感あるスタイルを

土井地さんと言えば、高感度セレクトショップのビームスにおいて、特にセンスの鋭さで知られる人物。ざっくばらんなアウトドアのシーンでも、それなりに配慮を尽くしたスタイルで現地に赴きます。

「と言っても仲間と集う開放的なイベントなわけですから、ガチガチの格好をすることはありません。第一に考えるのは、やはり動きやすくリラックスできること。ですが、直球アウトドア風というのも自分らしくありません。だからコーヘンのニットはモダンさを少々意識してブラックを選びました。スウェットパンツはお気に入りのビームス プラスのもの。足下は機能的なブーツの場合もありますが、今回はあえてパラブーツの革靴タイプをチョイス。少しクオリティある大人のオフスタイルを狙ってみました」

改めて説明されると、非常に緻密に構築されたコーディネイトであることが分かります。しかしパッと見ではそうと分からない、そのさり気なさが本当に素敵です。さらに土井地さんのこだわりは、小物に至るまで貫かれているのでした。

高機能とエレガンスの融合が
素晴らしい

「最近、男のゴールドアクセサリーが気になっています。特に小さいワンポイントのゴールドピアスなどは、方々探しても意外に見つからないもの。今日はリングもゴールドを選んでおり、それに合わせてエドックスの時計を着けています。」

「このデルフィン メカノはゴールドとブラックの取り合わせが非常に絶妙なモデル。今日の装いにぴったりハマる一本ですが、ディテールも非常に素晴らしいと思っています。ベゼル回りの12角形パーツはブラックPVD加工を施したステンレススティール。腕元に男らしいエッジをこの時計は備えているんです。また、緻密なスケルトン文字盤などの要素により、素朴なスタイルが単なる野暮な装いにならないところも、このデルフィン メカノの効果だと感じます」

もちろん、エドックスならではの機能的なスペックも見逃せない要素だと土井地さん。
「キャンプなどアウトドアのシーンでは、悪天候はもちろん、水仕事をすることもあるので防水性はマストです。聞くところによるとデルフィン メカノは、初代モデルが特許を取得した独自防水システムを踏襲しているとのこと。」

「確かな歴史に加え信頼性のあるギアを身に着けているということは、安心して自由にアウトドアライフが楽しめるということ。革ベルトのドレスウォッチなどでは、やはり気を遣ってしまいますからね(笑)」

What he is wearing.

DELFIN MECANO
AUTOMATIC

エドックスのコレクションにおいて最も長い歴史を持ち、ブランドのアイコンでもある「デルフィン」。その現代モデルであるデルフィン メカノは、1961年に発表された初代モデルと同様、世界初の特許を取得した“ダブル-Oリング”システムを搭載。これは時計内部の機密気密性を高める二重パッキンを装備したリューズ機構のこと。もうひとつのポイントが正面から内部のムーブメントが透けて見えるスケルトン文字盤。繊細なカッティングワークと同時に、熟成の自動巻きキャリバー「cal.853」の精巧な動きを眺めることが可能。12角のブラックPVD加工を施したステンレススティールベゼルと相まって、力強いラグジュアリーなルックスもデルフィン メカノの特長だ。

200m防水、316Lステンレススティール(ピンクゴールドPVD加工)、43㎜径、自動巻き。
¥264,000(税込)

DELFIN MECANO特設ページはこちら 商品ページはこちら 取り扱い店舗一覧

What he is wearing.

サイドから見ても
美しいケースフォルム

自動巻きムーブメントを搭載しながらケースの厚みは適度に抑え、美しいプロポーションを実現。フィット感にも優れています。ブランドロゴを配したリューズにはベゼルと同じく12角型の意匠を施しました。

際立つスケルトンダイアル

立体感のあるスケルトンダイアルからは、丁寧にくり抜かれたムーブメントなど細部に至るまでこだわりが感じられ、技術力の高さを見せつけるとともに華やかさを演出しています。
12角型のベゼルがスケルトンダイアルをさらに美しく際立たせます。

自動巻きキャリバー「EDOX853」

『デルフィン メカノ オートマティック』はダイアル側だけでなくケースバックもスケルトン仕様。自動巻きキャリバー「EDOX853」の動きを裏側からも楽しめます。

アウトドアを自分らしく心地よく楽しむために必要なものとは何か?
“達人”が必ず持ちだすという愛用品をうかがってみました。
こだわりのチョイス・使い方も含め、上質な時間を作りだすヒントが隠されています。

コンパクトかつ画質の良い
「ライカ M10」

常に持って外出するというライカは、ここ最近の愛用品。ことあるごとに撮影し、フェイスブックにも上げているのだそう。
「以前にある雑誌の取材で『土井地さんの昨今の趣味はなんですか?』と聞かれて、答えられないことがあったんです。これはイカンということで、自分のことを改めて振り返ったときに、やはり写真好きであることに気付かされまして。ライカを手に入れたのは、リスペクトしている写真家、ハービー山口さんの影響から。「ライカ M10」はコンパクトかつ画質が良いところが気に入っています。ヨーロッパらしい質実剛健にして洗練されたデザイン性も好みの部分。この点は、エドックスにも通じる要素だと思っています」

お酒を美味しくするグレーシャルの
ボトルと奥原ガラスのグラス

友人との時間を楽しむ小物として重視している“お酒”。そのドリンクをさらに楽しむために特別なアイテムをアウトドアにも持ち出していると言います。
「グレーシャルのステンレスボトルは、真空断熱構造により保温・保冷力が抜群のもの。一般的にはお茶や清涼飲料などを入れるようですが、撲はお酒を移し替えてスキットル代わりに活用しています。ちょっと不思議なのですが、このグレーシャルに入れておくと、廉価なウィスキーや焼酎も少し良い味に変わる気がするんです。そして、そんなお酒をゆっくりやる場合は、この琉球グラスで味わいます。ガラスの濁り具合も好みなのですが、握りやすいフォルムと屋外での使用もOKな分厚い作りがポイント。酔っぱらって落としても平気です(笑)」

エスニック調の柄が◎!な
ウールのブランケット

アウトドアでも何かと役立つ厚手の毛布。写真のものに加え、色々な種類のブランケットを土井地さんは所有しているのだそう。
「アウトドアに限らず、インテリアを彩るアイテムとしても愛用しているブランケット。ベッドサイドに置いたりソファーに掛けて楽しんでいます。そういったブランケットをキャンプのシーンにも利用しています。敷物として、少し肌寒い時など肩に掛けるショールなどとしても非常に役に立つんです。最近は特に厚手のウール製がお気に入り。やっぱり肌触りの良い温かみあるものが好きなんです(笑)。いつ購入したか忘れてしまったノーブランドのものですが、マルチに編み込まれたエスニック調の柄がとても気に入って使っています」

  • ブルゾン(¥75,900 / バブアー×ビームスF)
  • ニット(¥47,300 / コーヘン)
  • Gジャン(¥52,800 / オーベルジュ)
  • パンツ(¥15,400 / ビームス プラス)
  • シューズ(¥79,200 / パラブーツ×インターナショナルギャラリー ビームス)

Profile

土井地 博Hiroshi Doiji

(株)ビームス 執行役員
経営企画室グローバルアライアンス部 部長
兼 コミュニケーションディレクター

ショップスタッフを経て、20年以上BEAMSグループの宣伝PR業務を行う。現在はグローバルアライアンス部長としてグローバルプラットフォームを持つ国内外の企業や組織、ブランド、人などと次世代に向けた新たなビジネスモデルを構築している。ラジオパーソナリティーの他、大学非常勤講師、 司会業、各講演など仕事は多岐にわたる。

  • Photograph / Dai Yamamoto
  • Still Photograph / Kouki Saotome
  • Text / Tsuyoshi Hasegawa
  • Cooperation / Masaya Ino
  • Direction / Keiichi Moritani
  • Web / Headz Inc.