各界の第一線で活躍する著名人へのインタビューによる連載ページ“エドックス ラヴァーズ”。
プロフェッショナルな仕事へのこだわりや、彼らの愛用ウォッチなどに迫ります。

モノに込められた背景や奥深さ

流行だからという理由でモノを買うことはなくなりました。世間に自分が踊らされて、自分自身がないような気がするので。単なるカッコイイだけのデザインも、見かけだけみたいで薄っぺらいから好きじゃないですね。さまざまな男性誌の編集の仕事をして、良いモノを数多く見てきたのと、歳を重ねたからでしょうか。機能性を追求して考えられたデザインにこそ目が奪われるんです。

腕時計は、使うときに必ず目にするもの。だからこそ、見る瞬間にモノに込められた背景や奥深さを感じていたい。レースでは何よりスピードが命だから軽量なカーボンが使われていたり、過酷な状況でも耐えうるムーブメントや防水機能にしているとか。

干場 義雅氏エドックス着用

クロノオフショア1

傷さえも思い出…人生を共に過ごし、受け継いでいく

エドックスは「海のF1」と呼ばれるパワーボートの選手権やワールドラリー選手権など、世界の大舞台で公式時計として使われています。骨太なデザインのエドックスを腕にした瞬間、不思議と男のロマンを感じ、ダイナミックな人生を歩む男でありたいと思いました。使っていくうちにやがて傷がつき、それが思い出に変わっていく。そして、いつしか自分がしていた腕時計が子供の腕に。その傷を子供が見たときに、何かを感じ取ってほしいんです。人生も、腕時計も、すべて思い出の集積。自分の納得がいくものを死ぬまで愛用し、受け継いでいきたいんです。

干場さん愛用のモデルは
「クロノオフショア1 クロノオフショア オートマチック」
Ref.:01114 3 NIN / ケース径:45mm / ステンレススティール / 500m防水
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干場義雅 Profile

数々の男性誌を手掛けてきた人気ファッションディレクター。人を素敵に変身させるテレビ番組でもおなじみ。現在は、男性誌、女性誌、テレビ、講演など、さまざまなメディアで活躍中。