OUTDOOR
WITH
EDOX
ファッショニスタOUTDOORエドックス
アーバンダイバーズと醸し出す上質な時間

野外フェスから
ソロキャンプへ

ベテランスタイリストとして広告やCM、著名タレントのスタイリングを手掛けている望月 唯さん。

一種アーティスティックなコーディネイトテクニックは、業界においても高い評価を得ています。普段は都心で忙しく活動している望月さんですが、深いリラックスを求めて月に1~2回はアウトドアに出かけると言います。一体ベテランのクリエイターは、アウトドアでどんな時間を過ごしているのでしょう?

「1990年代から、アウトドアライフを満喫しています。最初は野外フェス、そしてソロキャンプへ移行。しかしあるとき、自然の中で行えるアクティビティはないかと模索します。そこで考えついたのが湖や渓流での魚釣り。当初はトラウト系を狙ったフライフィッシングから始めました。しかしよりゲーム性が感じられる(ブラック)バス釣りにいま、ハマっているんです」

湖上からの眺めは
ヒーリング効果抜群

千葉県の湖に頻繁に訪れるという望月さん。なかでも、ここ亀山湖は多様な釣りスポットに加え、景色も素晴らしい場所だと語ります。

「わざわざ時間を掛けて遠い地まで出掛けるのは、やはりリフレッシュができるから。もちろん都会でも気分転換は可能です。しかし自然に包まれて過ごす時間には深い癒しがあるように思います。もともと出身が静岡の田舎なので、原点に戻るという意味合いもそこにあるのかも知れません。」

「バス釣りはボートに乗り込んで行うことが多く、湖上から眺める風景はそれだけでヒーリング効果も抜群。亀山湖は、岩や茂みに崖など多彩なストラクチャーが点在することに加え、奥に進むことでジャングルを訪れたかのような日本離れした風景に出会える場所。そういった眺めが、ある種の刺激になっているのだと感じます」

黒×黒のコーデが
今またフレッシュ

この日の亀山湖は晩秋を迎え、紅葉も最終ステップといったシーズン。その日はアウターとしてミーンズワイルの新作である空調機能付きジャケットをチョイス。

「昨今は、業界のクリエイターをはじめ、お洒落な人がバス釣りを始めていると言います。その影響もあって、近年釣りのシーンはファッション的にも活性化の兆しを見せています。もちろん機能が優先されるシーンなので、僕の場合は実用性をまずは重視。」

「ブラック系のウェアを軸としているのは、魚からカモフラージュする意味に加え、アウトドアスタイルにあえて黒を選ぶことで、自分なりの遊び心を込めているのです。普段着の場合はカラーを積極的に取り入れる自分ですが、アウトドアではあえてのモノトーンが今の気分。最近は黒に黒を重ねるコーディネイトが特に気になっているんです」

内側に着込んだホワイトマウンテニアリングのローゲージニットは、肩部分にアクセントのあるデザイン。装いを引き締める効果を備えています。
「このドローコードはデザイン的なものだと思います。しかし何より発想が斬新だと思っています。アウトドア系のマウンパなどにもマッチするし、首にギアを掛けるような着こなしもイイ感じに仕上がります。」

「こういった装いに樹脂製のデジタル時計などを着けるスタイルをよく見かけますが、それだと少々ありきたり。エドックスの「クロノオフショア1」 のようなクラス感ある時計をコーディネイトすることで、さりげなく大人の雰囲気も演出可能です」

釣りのシーンではブラックを多用したタフな装いが定番だと語る望月さん。しかし現地までの運転時などは、よりリラックスしたタウンウェアを選びます。
「先述のとおりですが、普段の着こなしにはカラーを取り入れています。とはいえ原色などではなく、昨今はくすんだ色みがお気に入り。エンジのブルゾンは08サーカスのもの。細かいチェックパンツはカラーのアイテムです。」

「こういった着こなしにも「クロノオフショア1」 は絶妙にマッチします。今回はブルーのベゼルに合わせて同色のストールを巻いてみました。色使いを合わせると、より統一感あるルックスに仕上がります」

万能時計があれば
屋外の時間が一層楽しくなる

月に1~2回はバス釣りに出掛けるほどのアングラーである望月さん。ほかのフィッシングと異なる部分として、バス釣りには“複雑なゲーム性”があると指摘します。

「バス釣りは季節やその日のコンディション、ルアー(擬似餌)を投げ込むポイントによっても装備を変えるもの。そのゲームを楽しむためにも、いろいろなアイテムを揃えておく必要があります。そういった装備のなかから最適なコンビネーションを自分なりに考えトライを繰り返す。」

「そんなセットを構築する過程もバス釣りにおける醍醐味のひとつです。もちろんアウトドアのシーンでは時計も重要。エドックスの「クロノオフショア1」は、水に強く視認性に優れ、さまざまな服装を引き立てるファッショナブルな一本。ルアーと同じく、光の反射に応じて表情を変えるMOP文字盤もユニーク。屋外でのアクティブライフに色々と役立つ一本だと思います」

Styling 1

Styling 2

Styling 3

What he is wearing.

CHRONOFFSHORE-1

エドックスの全コレクションのなかでも世界的な人気を誇る「クロノオフショア1 」。パワーボートレースにおけるタフ&ダイナミックな世界観を表現した、機能性と美観を併せ持つラグジュアリーなクロノグラフ。逆回転防止ベゼルはサファイヤと同等の硬度を誇るハイテクセラミック製。飽和潜水に欠かせないオートヘリウムエスケープバルブに加え、500m防水性能を備えた本格的なメカニカルダイバーズ。
その特別版として2020年の12月に、ラグジュアリーなMOP(マザー・オブ・パール)ダイヤルを擁した限定モデルが登場。光を受けて虹色の輝きを見せる特別バージョンは、限定100本だけのジャパンリミテッド。エクストリームな機能のみならずエレガントなルックを持つ一本は、まさにアウトドアでも街でも差別化が図れる万能ウオッチと言えるもの。

500m防水、316Lステンレススティール 45㎜径、自動巻き(EDOX011)。¥467,500(税込)

商品ページはこちら 取り扱い店舗一覧

What he is wearing.

唯一無二の輝きを見せるMOPダイヤル

白蝶貝の貝殻を削りだして作るMOPダイヤルは、光を受けて虹色に輝くところが最大の魅力。一般的なラッカーダイヤル等に比べて希少性も高く、天然モノゆえに唯一無二の表情を醸し出します。

500mの防水機能を持ちつつスマート

回転ベゼルは傷つきにくいハイテクセラミックス製。500m防水という機能を持ちながら、装着感をも追求しスマートなケース厚を実現。そのケースバックからは機械式ムーブメントが観賞可能です。

アウトドアを自分らしく心地よく楽しむために必要なものとは何か?
“達人”が必ず持ちだすという愛用品をうかがってみました。
こだわりのチョイス・使い方も含め、上質な時間を作りだすヒントが隠されています。

ノースフェイスのボトル
“ホットコーヒーで緊張を解きほぐす”

寒い季節のアウトドアには、身体を温めてくれるアイテムが必要と語る望月さん。このボトルにコーヒーを入れて出掛けます。
「このボトルはノースフェイスとクリーンカンティーンのコラボによるインスレートタイプ。コーヒー約二杯分のくらいの容量と、アウトドアに馴染むかわいいデザインが気に入って使っています。保温と保冷ができるので、夏にも愛用。コーヒーは自宅で淹れて、運転中に加え釣りの最中のブレイクタイムに楽しんでいます」

プラノのタックルボックス
“中身が見やすくてデザインもグッド”

望月さんのブラックバス釣りは主にルアーを用います。各種ルアーをはじめ用具一式を入れて現地まで運ぶ機能的なケースは、欠かせないギア。ステッカーの貼り方にも個性が滲みます。
「アメリカのブランドであるプラノのボックスは、バス釣りファンから支持を得ている定番。このモデルは大きすぎず持ち運びやすいサイズでありながら、必要なものがしっかり収納できる優れモノ。フタが透明なので中身が見えるところもポイントです」

エレクトリックのサングラス
“多彩なバリエを備えているのが秀逸”

直射もしくは水面に反射する太陽光などから目をガードする意味で、サングラスも必須アイテムのひとつ。
「エレクトリックはもともとサーフィンなどヨコ乗り系の背景を持つ西海岸のブランド。イタリアで生産されておりクオリティも万全です。眩しい光を除けてくれるのと同時に水中の魚を確認しやすい偏光レンズがポイント。そして同じようなウェリントン型でも複数種類を揃えているのがエレクトリックの良いところ。自分の顔にマッチした一本を選ぶことができるのです」

Profile

望月 唯Mochizuki Tadashi

スタイリスト

90年代初頭からファッション・スタイリストとして第一線にて活動。HugeやEYESCREAMなどのファッション・マガジンを中心に、SMAP、松雪泰子、小泉今日子、サザンオールスターズなどのアーティストのスタイリングを担当。これまでにもショップ「RICO」をオープンさせる他、2008年には自身のブランド「HOWL」を立ち上げるなど、活動の場を積極的に広げている。昨今はクリエイティブ・ウェブメディアである「HEADS TOKYO」を手掛け注目を浴びている。

  • Photograph / Dai Yamamoto
  • Still Photograph / Kouki Saotome
  • Text / Tsuyoshi Hasegawa
  • Direction / Keiichi Moritani
  • Web / Headz Inc.