各界の第一線で活躍する著名人へのインタビューによる連載ページ“エドックス ラヴァーズ”。
プロフェッショナルな仕事へのこだわりや、彼らの愛用ウォッチなどに迫ります。
今月は、モデルとしてファッション誌・広告・ショー等多方面に活躍するかたわら、カメラマンとして、また、PR&マーケティングディレクターとしても活躍の場を広げている、モデル・ASOBU氏です。

日本とイギリスを行き来した十代

モデルを目指したきっかけは何ですか?

兄がモデルをやっていて楽しそうだったので、その影響かもしれません。15歳の時、モデル事務所に所属し仕事を始めました。20歳になる前、幼少時代を過ごしたイギリスの大学で学ぶため渡英し、卒業後もロンドンの輸入関連の会社に数年間勤務していましたので、途中ブランクはありましたが、幸い日本帰国後も仕事に恵まれ、モデルを始めて今年で16年になります。

モデル・ASOBU氏EDOX着用写真

モデル以外に手掛けている仕事とは?

カメラマンをしている友人の仕事を時々手伝っているうちに、撮られる方から撮ることにも興味が沸いてきて。アシスタントとして半年間、機材をはじめ基礎から学び、独立しました。 また、元々大学でマーケティングを専攻していたこともあり、3年程前からファッションブランドのイベントプロデュースやPR、カルチャーマーケティングに携わっています。発想も表現方法もモデルの仕事とはまったく異なりますが、元々人と関わることが好きなので、日々刺激を受けています。

いい車を買うより、いい時間を過ごしていたい

普段の生活のなかで特に大事にされていること、意識していることはありますか?

“チームワーク”です。あらゆる情報をインプットしておくことは、自分のより良いパフォーマンスにもなり、会話のキャッチボールから思わぬ広がりをみせることもあるので、スタッフとの理解を深め合うためのコミュニケーションは欠かせません。 それから、オフはいい仲間と、いい環境で、いい時間、を過ごすこと。まずは自分が楽しむことが、仕事に余裕を生み、僕にインスピレーションを与えてくれます。いい車を買うより、いい“時間”を過ごしていたい。僕の名前でもある、常に楽しみながら“遊んで学ぶ”を大切にしています。

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失敗した経験も糧に

プロフェッショナルとは?

期待以上の“結果”を出すこと。そのために何ができるかを考え、徹底して“準備”することだと思います。そして、もしよい結果が得られなかった場合も、その経験から必ず“学ぶ”こと。現状に留まらず、モデルという枠を乗り越え仕事を通してもっともっと自分を進化させていきたいですね。

どんな国や環境にも馴染むスタイルが自分流

モノ選びのこだわりはありますか?

モデルという職業柄、どんなスタイルにも変化することができる、リラックスしたスタイルが今の気分なので、その分、靴や帽子、小物にはこだわる方ですね。帽子はずっと好きでかなり持っています。 今年のテーマは“旅”。どんな国や環境にも馴染むスタイルがいいですね。

オフは、サッカーやダイビング、都内の移動手段は自転車・・・と体を動かすことがすごく好きなので、次の時計は、僕のアクティブなライフスタイルにも合う時計、と決めていました。ブラック×レッドのカラーリングは、マンチェスター・ユナイテッドファンの僕には刺さりましたね(笑)

ASOBU氏愛用のモデルは「クロノラリー1 クロノグラフ」
Ref.:10305-3NR-NR / ケース径:45mm / ステンレススティール / 100m防水
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ASOBU Profile

イギリス×日本。
1999 A/W 東京コレクション「ISSEY MIYAKE MEN」でデビュー以来、ファッション誌・広告・ショーなど多方面で活躍している人気モデル。現在はモデル業の他、ファッション業界で培ってきた知識や人脈を活かし、PR&マーケティングディレクターとして多数ブランドも手掛け、プロのカメラマンとしても活躍の場を広げている。英・ロンドンのメトロポリタン大学卒業(経済・マーケティング学部 専攻)

http://www.nowfashion.co.jp/models/101
撮影協力:Pizza SLICE